2013年10月30日

BBC 犬の不思議 ワンダーオブドッグズ(備忘録)

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ユーカリドッグラン

ご訪問有り難うございます。

この夏、BBCのテレビ番組、The wonder of Dogs を興味深く見ました。
BBCと言えば数年前に犬の乱繁殖による健康被害をテーマとしたPedigree Dogs Exposedという
衝撃的なドキュメンタリーが記憶に新しいですが
今回の番組は、犬の歴史と生態を楽しく解説する番組です。

オックスフォードにあるブライドウエルという1500人の町に暮らす120匹の犬を集めて
さまざまなゲームやテストをしながら
犬種別の能力の差異や、犬の特徴を楽しく解き明かしていきます。

その中で学んだことを備忘録としてまとめますが
YOUTUBEでも見られますので、ネタバレが嫌な方はどうぞ読み飛ばしてください。

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三回シリーズのこの番組でわたしは初めて

ポインターが獲物をポイントする図
同じ猟犬のスプリンガースパニエルが走り飛ぶ図 
そしてヨークシャーテリアがヨークシャーの紡績工場でネズミを捕る図
を見て
イギリスの犬は100年前までは人間のために仕事をするために繁殖されていたことを
今頃になって知りました。

その使役犬も、今ではすっかりコンパニオンドッグ(家庭犬)になり
純血種を飼う飼い主も、見た目以外の犬種の知識をもたなくなっています。

わが犬ウエステイにも昔は害獣の駆除という仕事があったことは聞き及ぶのみで
その気質や本能を使う事がない現代のウエステイがちょっと不憫にも思えました。


以下は自分が学んだ内容のサマリ:

エピソード1

同じ種で体の大きさが10倍以上も違う動物はほ乳類では他におらず
犬が多様性に富んでいる証左である。

ところがその多様性に富む犬はどれも骨の数は301個から成り立っていて(除くしっぽの骨)
チワワもグレートデーンも骨格は同じ。

姿形の違いは人間の場合はさまざまな遺伝子の組み合わせにによって起こるが
犬は差異を定義する遺伝子の数は少なく、
足の長さや体の大きさも、それぞれひとつの遺伝子にのみ制御されている。

15000年ほど前に狼が家畜化されたと言われているが
そのさまざまな形から、犬種別の能力など得手不得手はあり
泳ぎの得意な犬種 (ラブラドール、プードル)に比べて
四角い犬(ブルドッグ)や胴長の犬(ダックスなど)は一般に泳ぎが苦手。

小型犬が濡れた時にするブルブルは大型犬のそれよりもスピードが早く
その理由は小型犬が体熱を損なわないようなしくみ。

もともと労働者階級が地元のパブで犬を見せ合っていたドッグショーは
そのうちに中産階級のイベントとなり
John Henry Woshが、初めてポインターの標準型を
メージャーという犬に基づいて定めたのがスタンダードの始まり。

ビクトリア朝以降、それまで犬は犬種でなく仕事によって分類されていたが
ドッグショーが盛んになると犬を飼う事自体が流行し
コンパニオン(家庭犬)としての要素が強くなった。

エピソード2

犬の嗅覚力は犬種によって差異があり、マズルが長い犬ほど嗅覚が優れている。
人間の狩猟に役立つよう
獲物の前でフリーズしてポインテイングするポインターや
鳥を草むらから追い出すスプリンガースパニエル
もともと漁村で働いていたウオータードッグのラブラドールは水かきがあるし
ソフトマウス(獲物を傷つけずに持ち帰るため)の特徴が7代に渡る作出で実現。

これに対してテリアは、ハードマウスで
その小振りなので、獲物と対峙するより
発達した顎で獲物をしっかり喰わえて振り回し、殺す気質を備えている。
ヨークシャーテリアは、産業革命以降のヨークシャーにある紡績工場で
ウールの油を食すネズミを狭い機械の裏手に入って捕るテリアとして繁殖される。

それ以外にも聴覚に優れた犬(コリー)や
羊追いに優れた犬(ボーダーコリー)など特別な資質を繁殖によって強調され犬種が確立。

それぞれ能力に違いはあれどすべての犬種に共通してみられるのは
人間を喜ばせたいという欲求であり
人間を慰める能力はセラピードッグなどに活用されている。

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感想
これまでウエステイの気質や能力について考えた事がありませんでした。
現代ではもはや仕事をしなくなった家庭犬の眠った能力を呼び覚ますためにも
仕事に代わる楽しい刺激や興奮、喜びを与えてやりたいと思います。

以上
(エピソード3は割愛)



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posted by Angie Mom at 20:54| Comment(2) | 学習 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
アンジままのお話は、いつも興味深いです。
今回もたいへん納得しちゃいました。
Posted by lie at 2013年11月02日 03:35
lieさん
備忘録をまとめただけですが、参考になったなら幸いです!lieさんのカレンダーも素敵で良い思い出になりますね〜。 
Posted by angiemom at 2013年11月03日 17:13
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