2014年01月30日

天空のひまわり

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先日の犬舎火災で犠牲となられた故人の死を悼み

ご遺族の方には心より哀悼の意を表します。


この犬舎はアンジの父方の実家で、故人には長年に渡りお世話になりました。

一オーナのわたしでさえ悲報に動揺し、悲しみが日々深まるのですから
ご遺族と関係者の方々の心中は察するに余りあります。

事故でご本人も犠牲になられ、故人が心血を注いで作出した多くの犬たちが失われたことは
ウエスティ界の大きな喪失であり
“日本のウエステイの一時代は終わった” と感じた方もおられましょう。

故人が日本中の犬舎と協力と競争を重ねて30年以上、
日本におけるウエスティブリーディングを黎明期から発展させた中心的存在であったことは

わが犬の6代血統書からもうかがわれます。


そのような日本有数の犬舎の事故は悲劇的で
ご遺族や関係者だけでなく
無力ながらもお役に立ちたいと現場に駆けつけずにはおれなかった

われわれオーナーも悲しみで胸が引き裂かれる思いです。

故人のみならず、往年の名傑犬も犠牲となり
我が仔の父母や兄弟を亡くされたオーナーさんもおいでと思います。

それにしても火災の際、
日本の消防法では人命救助活動は明記されていますが
ペットなどの命の救助は含まれていません。

以前から米国の市民運動で

地元の消防署にペット用の酸素吸入器を備えてもらったり

現場で救助された犬に消防士さんが自分の酸素マスクをあてがっている動画をみて

日本でもこのようなケアをしてもらいたいと思っていましたが

そのためには根幹の昭和61年の消防法が見直されないと

現場の消防隊も動けないそうです。


あまりにも大きな犠牲を強いた今回の事故から学べることがあるとすれば

こういった問題を今後意識していくことなのでしょう。


日本のウエスティの新犬籍登録数は2006年を最後に減少を辿るばかりです。
世代交代や廃業で閉じられた犬舎も多い中、今回の事故で
2014
年の新犬籍登録数は更に減るでしょう。

身を賭して日本発のウエスティ作出に努力された故人に
最大の敬意を表し

わが仔の命を紡いでくださり
ウエスティと人生を豊かに送る機会を下さったことに感謝し
プロだけでなくわれわれ愛好家も故人の意思を継いで

健全なウエスティが次世代に引き継がれるよう願わずにはいられません。


犬舎号でもあるひまわりは

咲き終えて花を落としたかも知れません。
潰えたかに見える種は小さくとも

きっと新たな命に繋がると信じています。

アンジを迎える時、

『この仔は素晴らしい仔です』の故人の言葉を

セールストークと内心思っていたわたしは

何年もしてからようやく

我が犬の健全性がわかったていたらくでした。

 

犬舎に連れて行くたびに

『服を着せるな』

『夏だからとコートを短くするな』

『足を大切に』

と叱られました。

 

実家のお父さん、そして母方のお母さん、

アンジの命を有難うございます。
健全性の大切さを教えていただき
有難うございます。


ひまわりが咲き誇る天空のサンフラワーメドーからアンジを見て

これからもわたしを叱ってください。



2014年1月30日 Angiemom

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posted by Angie Mom at 19:58| Comment(3) | ルーツ&リレーションズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
同感です

故人の言葉が 今さらですが心に響き また悲しみが募ります

Posted by のん姫ママ at 2014年01月31日 06:55
ウエスティパーティの後に、お会いした事が最後になるなんて。。。突然の出来事がまだ信じられずにいます。

ゆきまるを迎えに行った時、お疲れになったような表情をされていたのが気掛かりでした。

残された奥様、ご親族の事を思うと胸が痛みます。

故人との出会いは私達の宝です。
これからもずっと大切にしていきます。
Posted by ゆきまるママ at 2014年01月31日 22:34
のん姫ママさん ゆきまるママさん

故人は駆け抜けて行ってしまい、形見となった我が子を大事にしたいですね。
Posted by Angiemom at 2014年02月09日 12:20
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