
最近ドキッとするような厳しい言葉を訓練士の友人から聞きました。
先住犬を飼っていた飼い主ほど分かったつもりで勉強しない...
シュナを手元に残してアンジとの新しい多頭飼い生活が始まった訳ですが
パピーはその誕生から育てたものの、パピーを飼うという体験も初めてです。
なんとなく知ったつもりになっていた自分の胸に突き刺さる友の言葉でした。

北海道からお友達が会いに来てくれました
シュナの散歩練習も始まりましたが散歩については若干悩みがあります。
シュナには、飼い主と歩く場合と、二頭引きの場合と
二種類の散歩を学ぶこととなります。
アンジとの散歩は出来るようになっています。
ところが二頭引きには二頭引きの群れの空気があり
途中で出逢う犬や人、知らない人や犬への警戒心が強くなる傾向があります。
気質の穏やかなアンジでさえ、パピーと一緒だと
ブルテリア系の犬などに対して緊張が見えます。
そしてその緊張がパピーにも伝わるのです。
ブルテリア系の犬などに対して緊張が見えます。
そしてその緊張がパピーにも伝わるのです。
と考えていくと、この時期の理想の練習は、二種類の散歩、
つまり二頭引きだけでなく、ひとりで飼い主と歩く練習も必要になります。

先日の病院で
How to Raise the Perfect Puppy(完璧なパピーの育て方)
というシーザーミランの本を読み返しています。
第六章は Connecting, Communicating, and Conditioning
(つながり、コミュニケーション、条件付け)
(つながり、コミュニケーション、条件付け)
という題目で、自分の参考になった部分を記しておきます:
- 人間はパピーに手を貸すことで成長を止めていることがある。人間はパピーをむやみに助けるのでなくパートナーシップにおいてパピーが自分で問題を解決できるように方向付けてやる
- パピーは人間扱いするのでなく、リーダーシップを飼い主が取り、1)動物として、2)犬として、3)犬種としてのニーズをこの順番で満してやる
- 人間と犬が’繋がる’には、高い声の赤ちゃん言葉で話かけるのでなく、母犬と同じく沈黙の中にエネルギー(気)でつながる。人間の言語シンタックスより先に、犬が犬に話すように、人間も犬とつながらなければいけない。

言葉はなくとも表情で伝わります
パピーに必要なものは
1.運動 群れのリーダーと1日二回
2.しつけ ルール、限界、をしっかり伝える
3.愛情 褒める、おやつ、遊びの時間
飼い主はパピーに惜しみない愛情を与えるが、パピーには上記の3つをこの順番で生涯を通じて与える事が群れのリーダーの愛情である。
つづく
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