2016年04月28日

新しい友達のお話

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1ヶ月ほど前から朝の散歩でウエスティをみかけるようになりました。
訊けば1歳ちょっとの女の子。
普段からウエスティにはそう会えないので嬉しかっただけでなく
何故かその子には不思議に興味を惹かれていました。

何がと言われても答えられませんが、いいとか悪いとかでなく、
敢えて言うと全体のパッケージと存在そのものとでもいいましょうか。

飼い主さんによると、とても実績のあるブリーダーさんから迎えたらしいですが
お名前を聞いても存じ上げないし
そのウエスちゃんのお母さんのコールネームもお友達の間で聞いたことはありませんでした。
それでも会うたびにこの子はずっと気になっていました。

そのウエスティは、駅向こうからほぼ毎日アンシュナに会いに来てくれるようになりました。

ずんずん拙宅までやってきて入念にアンシュナの匂いをかいで挨拶すると、
踵を返して帰っていくのが微笑ましく。
飼い主さんも『他の犬種にはこんなに興味を示さないのに』と毎回仰っていました。

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そして今週、飼い主さんは血統書の写しを持ってきて下さいました。

拝見すると、なんと、、、!
この女の子は、父母共にアンジの父方の犬舎の血統で
母方祖父はアンジの父。 3代遡るとほぼ同一血統だったのです。

どおりでこのウエスちゃんの見てくれに馴染みがある訳で
その子が気になっていた理由も納得がいきました。

しかし単にアンジと親戚だったと驚いた訳ではありません。
このウエスちゃんと会えたのには
この子のおばあさんが経たこの2年の数奇な運命のめぐりあわせがあったのです。


血統書には
犬が自ら語らない自分の来し方とブリーダーの意思が織り込まれています。
一枚の紙なのにそこには時の流れと人々の想いが凝縮されています。
血統書を読み解くとその犬をより理解することが出来るのです。

お友達から見せてもらった血統書を読み進めてみると
丁度2年前、その子のお父さんウエスはまだ身重だった母親のお腹の中にいて
犬舎が閉まってしまった後、新しい行き先でお産をしていました。
生まれた子犬(お友達のお父さんウエス)には
先代犬舎名が血統書名としてつけられていました。
その名を血統書に見止めた時には、胸に熱いものがこみ上げ
涙が出そうになりました。

その時もう一つ気づいてあっと声が出ました。
何度か訊いたウエスちゃんのお母さんのコールネームは、、、
これまた先代犬舎名の日本語訳だったのです。


受け継いだブリーダーさんが敬意を表して先代の犬舎号名をつけたのでした。

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命は育まれ、続いていく。


あの伝説のウエスティ、ムーンパイロットを輩出したオーラック犬舎でさえ
とうの昔に廃舎になっていますが
その血液は多くの犬に今も受け継がれています。

この2年、アンジ犬舎がクローズしたことでずっと寂しく切なく思っていたけれど

どこかで誰かが、新しい命へつなげている。

新しいお友達が自ら現れてわたしにもたらしてくれたサプライズ。
春の清々しい朝にいただいた贈り物でした。




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posted by Angie Mom at 21:16| Comment(2) | ルーツ&リレーションズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
すごいっ!
そんなステキな出会いがあったのね〜&#9825;
(((o(*゚▽゚*)o)))
Posted by のん姫ママ at 2016年04月29日 07:16
のん姫ママさん
ずっと抱いていた寂しさをこのウエスちゃんが体現して吹っ飛ばしてくれたような気がします。
Posted by angiemom at 2016年05月02日 20:20
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