2012年02月29日

伊米 ウエス健康調査結果

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イタリアで暮らすウエスの健康調査の結果が

 アメリカのウエステイクラブのウエブサイトで紹介されていました。


これまで過去3回に渡り、ウエスがどんな病気にかかっているかの調査が

アメリカとイタリアで行われ

サンプル数も900頭以上。

900と言えば2010年のJKCのウエス新犬籍登録総数にあたる広範囲な調査。

この916頭はすべて家庭犬で犬舎にいる犬は含みません。


サンプルの内訳は


性別:

雌  434

雄  482 

 

出身:

ブリーダー   519

ペットショップ  153(伊ではパピーミルかイリーガルな輸入を指す)

個人間譲渡 206

不明   38 


年齢分布:

2か月から2歳  380

2歳から7歳  377

7歳以上  159


調査結果:

611(61%)は健康、残り305頭 (33%)が以下のひとつ以上の病気を患っていました。

うち一番多いのがアトピー性皮膚炎で全体の2割強を占め、膝脱臼、ドライアイと続きます。

病気の中にはCMOのようにウエスに遺伝するものもあるそうです。


以下は、2011年伊ウエスの実数とパーセンテージを2007年の米統計と比較しています。


2011年伊実数(頭) 割合    2007年米


アトピー性皮膚炎  203 22.1% 23.2%

膝蓋骨脱臼 40 4.3% 5.5%

ドライアイ 16 1.7% 2.1%

ペルテス病 9 0.9% 2.3%

CMO (頭蓋下顎骨症)   11   1.2%     0.7%

肺繊維症 7    0.7%    0.9%

糖尿病      2      0.2% 0.8%

全身性振戦症候群 7    0.7%   1.5%

アジソン病    3   0.4%   1.7%

銅起因性肝炎     2   0.2%   0.5%

若年生白内障     5   0.5%  0.8%

シンシックシンドローム心臓 0    0% 0.3%


このような統計が存在する事自体とても羨ましいですし

ウエスの現オーナーだけでなく、これからウエスを飼おうとする人の

参考にもなります。


時にWestie Foundation of Americaはウエステイの遺伝病調査のための

2012年の予算を承認したというニュースも昨日出ていました。


そういえば、先日の立川のオフ会の時のウエス調査の結果は

どこかで発表してもらえるんでしょうか? (純粋な疑問)


オーナーには参考になるので

日本でもこのような統計をまとめてもらえるとよいと思います。



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posted by Angie Mom at 22:16 | Comment(2) | 統計・参考情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月07日

ウエステイの遺伝子

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旅先のホテルの部屋に置いてあったナショナルジオグラフィックマガジンの最新号は
長年に渡るブリーデイングによって発展した犬種の歴史を
人間の遺伝子が原因となる病気に役立てようという記事が載っていました。

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記事によると、85種の犬のDNAを分析すると
犬は4種類の遺伝子グループに分かれるそうです。

Wolflike オオカミ系
Herders 群追い系 
Hunter 獲物追い系
Mastifflike ジャーマンシェパードに表される外観

遺伝子は外見のみならず、気質や得意技にも影響します。

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どの犬も多かれ少なかれ4要素を遺伝子に併せ持っていますが
犬種によってそれぞれ遺伝子の比率は大きく違います。

例えば柴犬は9割以上の遺伝子プロファイルがオオカミの要素でできています。
秋田犬やシベリアンハスキーなども柴犬ほどではないですがオオカミの要素の遺伝子がほとんどを占めます。
所謂、和犬の特質も祖先のオオカミと共通部分が多いというと納得できるように感じます。

一方、羊や牛などの群を追う遺伝子を多く持つのは、ベルギーシープドッグ。
ボルゾイなどもこの種類に入ります。

そんな中、ウエステイの遺伝子は......

オオカミも、群追い遺伝子もほとんどなく、
圧倒的に獲物追いのハンター遺伝子でした。

テリアはもともと地中の害獣などを捕まえるために作られた犬種ですが
遺伝子的にも狩猟が得意だったんです。

だからウエスは飼い主の胸に抱かれるよりも
動く物や周りに反応したり
土を掘ったりが好きな犬種と言えます。
勿論、A子のようにまったく動く物を追わない個体差もありますが。

犬の中にはポメラリアンのようにオオカミ要素以外の三遺伝子を
同じぐらいの比率で持ち合わせる犬もいました。
そういうのをバランスが取れていると言うもんでしょうか。


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この人は元気に訓練から戻り、家にわたしを見つけると
心臓バクバクで喜びました。


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posted by Angie Mom at 22:00 | Comment(12) | 統計・参考情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月22日

691/366,065

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『今日はちょっと残念なお話です』


『ウエステイがこんなにかわいいとは思わなかったなあ』
とはシェパードやシュナウザーを飼っていたアンジパパの言。


年初から気になっていた数字がようやく発表されました。

691とは、2011年のジャパンケンネルクラブにおける
ウエストハイランドホワイトテリアの新犬籍登録数。
前年の901頭から2割以上の落ち込みです。

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一方で純血種全犬種の登録総数も落ち込んでいますが
ウエスのグラフとは相関関係がないように見えます。

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昨年は大災害があり
たくさんの避難された方と、置き去りにされたわんがいる中
日本中で新しい純血種を飼うどころではなかったと思います。

数字の減少は、純血種でなく
保護犬、遺棄犬を飼う人の増加を意味するのかも知れません。

次の表は犬種別のランキングです。
1999年は20位だったウエスは昨年は31位。
確実に低下傾向にあります。

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ちなみに2010年のイギリスのケンネルクラブでは

5,000頭以上のウエステイが新しく登録されています。

その数は日本の5倍以上で

トップ10ブリードの中にも入っている...

とここまで書いて調べてみたら

2010年からトップ10落ちで12位

やはりリーマンショック以降、3割ほど落ち込んでいました。><

自分の犬は、ウエスだからかわいいんじゃなくて

家族だからかわいいのは勿論なのですが

犬種の発展という意味では

ブレーキがかかっているようです。

ウエス飼い主歴何十年の方もおいでですし

ウエス多頭飼いも増えているように見えて

希少な犬種になってきているウエス。

テリアグッズのかわいさや

ドッグフードのCMにも登場するウエスも

飼い犬としての人気につながらないのは

長毛コートの管理のめんどくささか

ウエステイの単犬種クラブがないせいなのか

ウエステイはもはや流行らないのか

気になるところです。

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もっと仲間が増えるといいな 

(昨日、ブリーダーさんでトリミングしてもらい

いいにおいがして帰ってきました。)


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posted by Angie Mom at 19:40 | Comment(8) | 統計・参考情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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