2015年03月30日

クラフツ観戦記 II クラフツのウエスティ

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クラフツドッグショーのウエスティブリード戦、日本との違いは

ドッグショーが静か(犬の鳴き声が聞こえない)
構成は変わらないが日本の犬より幅がある (運動の違い、食べ物?)
トリミングが違う (日本のように精緻でなく自然)
忍者にならなくてよい(オーナーがショー観戦時に隠れなくてよい)

どうやら日本とは違う文化や習慣がありそうです。

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たくさんのウエスティを5時間半に渡って見るのも楽しいですが、
周りから聞こえてくるファンシャーのおしゃべりも面白い。

「XX犬舎は嫌いだ、あの人はノットナーイス』
同じ人を指して別の人が
『XXさんとは是非お話してね、いい人だから』

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観戦中、背広を着て審査員バッグを持った男性と隣り合わせになりました。
男性は後ろにいる人と肩越しに話をしていましたが、急に私の方を向いて

「今、どのクラス?」
わたし(びびりながら)「リミットクラスです」

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牡のチャンピオンクラスの審査に移ると、その男性がわたしに言いました。
「このクラスはね、あそこの女性か、ふたつ左の男性が勝つよ』

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そして結果は、その女性が勝ち、二つ左の男性が次席でした。
「どうして?」とは思いましたが理由は聞けませんでした。
結果が発表されるとその男性は席を立ちリングを後にしました。

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後に隣り合わせになったフランスのブリーダーさん、出陳犬を指差して
「僕のところは今回は勝てないんだ」
わたし 「どうして? わたし日本人あるよ。わからなーい。 教えてあるよ。」
(内情が聞きたかったので外国人ちっくに)
仏ブ 「政治的な理由さ」
もっと聞きたかったけど向こうの英語が上手くなくて分かりませんでした。残念。

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こちらは10歳の女の子が見事なハンドリングで入賞していました。
どうです、このスタッキング。

140頭もいると途中で集中力も切れ、どれもかっこいい〜、になります。
頭の作り方もそれぞれです。

ショーの勝ち負けの予想より、ウエスが歩いてくるとシャッターを切らずに入られません。
壮観、感激、眼福でございました。

以下、出陳犬の表情をご覧ください。
わんは皆、高揚して歩いているのが分かるでしょうか。

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日本では、このショーをクラフツと呼ぶ人とクラフトと呼ぶ人に別れます。
現在の英語の発音はクラフツになっています。

もともとはクラフトという人が作ったドッグショーで、「クラフト氏の(ドッグショー)」でしたが
1974年から 's が取れて新ブランドネームはクラフツになりました。
恐らく昔からこのショーを知る人は名残でクラフトと呼び、間違いでもありません。

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世界のウエスティファンシャーが集結し、熱気と興奮に包まれながら
皆さんとてもオープンで、ウエス事情が体感出来る、クラフツはそういうドッグショーです。
またいつか、いつか機会があったら訪れたいと思います。


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posted by Angie Mom at 18:03| Comment(2) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月22日

早春の旅

イベント続きのお彼岸の週末は家族旅行から始まりました。
特にシュナはジジ、いやパパと一緒の旅は初めてです。

2時間以上車に乗ったので、お宿に行く前にドッグランに行きました。

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アンジはモッテコイ〜の練習

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シュナはパパとボンディング

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ついでにオビーディエンスも

アジリティは器具が設置されておらず次回へ持ち越しです。

ドッグランを後にして海辺のお宿に向かいました。

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広々とした居間

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お部屋からは絶景が180度見渡せます。


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ダイニングルームは一階下


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シュナとアンジ

お宿からは海岸にも降りれて海岸散歩もしました。
午後は曇ったのですが、荒涼とした海もウエスには合いますね。

その後はお宿に戻って、窓際の椅子に座りずっと窓から海を眺めて過ごしました。

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翌日はお天気になり、窓際でくつろぐ白犬。

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海を見おろしくつろぐ白犬 シュナは何を見てるのでしょうか。


別荘に来たかの感じで犬も人もゆっくりすることが出来ました。



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posted by Angie Mom at 22:43| Comment(4) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月16日

クラフツ ウエスティブリード戦

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3月7日はテリアグループの日でウエスティのブリード戦が行われました。
クラフツ会場には36もRINGがあります。 確か200種類以上のブリードがあるはずですから
1RING2犬種でようやく間に合います。ウエスティはRING 8 でシーリハム戦の後始まりました。

始まるまで時間があったので、直前の準備をしているパドックを眺めて廻りました。
日本と違って張り詰めた雰囲気ではなく、出陳者同士和気藹々、写真も撮らせてくれますし
話もしてくれます。プロアマにかかわらず出陳者と観戦者の情報交換の時間でもあるのです。

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ボビー君 10歳

ショーの最初を飾るクラスは7歳以上の犬が出場するベテランクラスです。
私はこのクラスのことを初めて知った時に素晴らしいと感動しました。

日本のショードッグはチャンピオンを取れば引退してしまう犬がほとんど、
2歳でチャンピオン、その後、15歳まで生きるとして
ショードッグの生活は最初の数年だけ、その後は長い余生を家庭犬として送れれば幸せなほうです。
このクラスは、オーナーのみならず周りにとっても、犬を年齢と共に愛でる機会を与えてくれる
とても意味のあるクラスです。

世の中にはチャンピオン犬やチャンピオンタイトルを持たなくても
スタンダード参考犬となる犬は多くいます。
そんなウエスティに今若い輝きはなくても永く愉しめる、そういった場がこのクラスです。
FCIでは8歳以上ですが、個人的にはウエスティで日本での出陳を見たことはありません。

ベテランクラスが始まろうとする時、リングがちょっとざわつく事件が起こりました。
上の写真のオーナーさんが、リング上で気分が悪くなり倒れてしまったのです。

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スタッフがご婦人を介抱する一方で急遽ピンチヒッターになったのは、
英国のチャンピオン犬を多く輩出している誰もが知っている犬舎の人でした。
彼女は後にハンドリングを控えていたのでこの時はまだ普段着のままで急遽登板して、
オーナーさんの代わりにボビー君を引きました。

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ベテランクラス 受賞犬

そして往年のチャンピオン犬に混ざりながらも見事ボビー君は入賞!(最後尾)
その瞬間、ハンドラーさんは拳を中に高く上げて、ガッツポーズ。
私たちも思わず歓声をあげました。

犬種の発展や存続は、プロだけでなく実はこういった新旧アマチュアの参加に支えられているのです。
だからプロもクラブもアマチュアを大切にする、もう何十年もこの文化が根付いています。
イギリスでウエスティを飼うってどんなに楽しいことだろうかと羨ましく思いました。

アンジが8歳になったら、チャレンジ出きるかななどと思いを馳せます。
シニアウエスのオーナーさんも如何でしょうか?
勝ち負けに関係なく、自分のウエスのことを再発見出来るかも知れません。





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posted by Angie Mom at 08:32| Comment(2) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月12日

CRUFTS 2015 クラフツ観戦記 I

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4年前の3月11日、わたしは英バーミンガムで世界最大のドッグショー、クラフツを訪れていました。
あの日、未明に大地震の知らせの入ったホテルロビーで
穀倉地帯が津波に飲み込まれていく映像に呆然とし
飛行機は欠航で帰国も出来ず、無力感と不安に包まれた中での観戦でした。

あれから4年、今年再びクラフツを訪れる機会がありました。
総参加犬数21000頭、うち海外組は2000頭超、日本からは10頭が出陳されました。

ウエスティのブリード戦観戦が主目的でしたが、
総じて今年のクラフツはいろいろな事件やハプニングに見舞われました。

一番の事件はクラフツに参戦していたアイリッシュセッターがショー終了翌日に急死し
解剖の結果、毒入りのおやつを与えられた可能性があるとのことで
オーナーの居住国ベルギーにおいて警察の捜査が開始されています。
その後、他犬種にも同様の被害があり、ウエスティも一頭、体調不良で治療中とのことです。

競争相手の私怨か、無差別攻撃かまだ真相は明らかになっていません。


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良いニュースとしては、最終日に行われたトイグループとユーティリティグループのブリード戦で
ミニチュアシュナウザーのベストオブブリードとなった日本人ハンドラーの犬が
グループ戦で二席に入る快挙を成し遂げたことです。

他にも日本人ハンドラーさんが海外の出陳犬を引いて好成績を残しました。

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そして最高峰の犬を選ぶベストインショーでは、1929年以来初めてスコッチテリアがBISに選ばれました。 

ところが審査中に、米人ハンドラーがこの犬の顎と尾で体を持ち上げたハンドリングに対して
英ケンネルクラブとクラフツが、このマナーを受け入れられないと声明を発表しました。
両団体はショーの前に何度もハンドラーにそのような持ち方をしないようにと
注意をしていたからです。

スコッチテリアはウエスティと同じく、尾の付け根の骨が背骨の中で最も大きく丈夫で
穴の中に入った犬を引き出せるよう尾が太く強く作られているため
しっぽを掴んで持ち上げても動じない犬種です。

アメリカではしっぽを掴んでの持ち上げハンドリングは容認されているそうですが、
イギリスでは、動物に苦痛を与えないようにとこのハンドリングは避けられています。
そういった背景の中、故意か過失か、尾を持って犬を持ち上げた米人女性ハンドラーには
マナー違反だからタイトルを剥奪せよと主張するグループと擁護派が
SNSで署名合戦を繰り広げました。

結局、クラフツはジャッジの判定を尊重すると発表し、タイトルは剥奪されませんでしたが
注意されていたにもかかわらず修正しなかったハンドラーの未熟さが露呈した形になりました。

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またこの写真の授賞式の前には、Mutts Against Crufts (雑種犬はクラフツ反対)
というプラカードを持った学生が乱入し、その場で取り押さえられ
一瞬ドキッとする場面もありました。

犬の祭典であるクラフツは、その規模からも大衆から注目されることから
政治的概念の主張や誇張に利用されたり、批判の対象となりやすい行事です。

世界中のファンシャーの熱気と羨望と嫉妬の混沌としたダイナミズムもさることながら
ハラハラする事件が続いた2015年のクラフツは我々の心にも波紋を残して幕を閉じました。

(つづく)



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2015年02月02日

テリア in パリス

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パリ オペラ座

仕事では毎年乗り継ぎで通るのに立ち寄ることのなかったパリに降り立ちました。


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翌朝、移動前にチュルリー公園前でウエスの出待ち(?)をしていたらこのお方

公園に入るや否やモヨオシテ、、、

飼い主のお兄さんは赤ちゃんを抱いていたしうんP袋もなく困ったご様子。
確かフランスでは放置は罰金?

そこで怪しい日本人(わたし)
『ムッシュー、エクスクゼモア』

声が小さいか発音が悪いか、何度か声がけして、手持ちのティッシュを見せたら
感謝されました。

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公園ゲートの横にあるこのお店はジャックラッセルという名前でびっくり。
パリではジャックラッセルが人気なのでしょうか?

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バンドーム広場のティファニーのショーウインドウにはスコッチがいました。

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そして圧巻はアンティークショップに飾られていた銀細工のスコッチテリア
結構サイズも大きく、上を見上げています。
お鼻がゴールド

ウエスティではないけれど存在感に魅了されてしまいました。


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PitaPata Dog tickers