2017年06月18日

ドッグショーに出るなら

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シュナは今月3歳を迎えます。
2歳から3際は身体的にも精神的にも大人の階段を上った1年でした。
この間、シュナはドッグショーにチャレンジしました。

飼い主が犬と一緒に何かをしたかったのに加えて
愛犬はどういうウエスティなのかという本質を分かりたい思いからでした。

そしてそれはなかなか分かりませんでした。

余談ですがわたしは外国に長く居住していたので
欧米人を見てその人がどんな人かをある程度見分けることが出来ます。
各国の人を数多く見ているので識別のヒントを持っているのです。

ところがウエスティは、日本のドッグショーででなかなかお目にかかれません。
比べようにも出陳数が少なくてひとり旅だったり
たまに相手がいてもタイプも全く違ったり。
また日本のショーでは出陳者が評をもらう文化も機会もないので
愛犬の本質を見知るヒントが見つかりにくいのです。

ショー参戦中、犬のプロ、セミプロの方々からはアドバイスをいただきましたが
どちらかと言うと勝つための戦術だったり、犬の欠点の隠し方だったり、精神論だったりで
探していた答を見つけるには至らず
禅問答のように自分で考えるしかない孤独な時間でもありました。

ところが一方で参考になった経験もありました。
それはブリード専門ジャッジによる審査と短評でした。

2016年のFCI千葉インター。
その前年に訪れた英クラフツで観たウエスティブリード戦の審査員が来日するとのことで
勇気を奮ってシュナを出陳する事に。

この審査員は、その1ヶ月後2016年クラフツでテリアグループ戦の担当でもあり
ベストインショーに輝くウエスティのデボンをグループ一席に選出し
ファイナルに送り出す立役者となります。

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1歳半当時 まだ身体が細い、、

生憎出張と重なりショーは観に行けず、結果を聞くに留まりました。
果たしてどんな評価だったのか、
当時のシュナの課題は心にかかっていましたが、誰に訊いてもよく分かりませんでした。

その後、春と秋にもショーに出ましたが
リング内で評価やアドバイスを訊ねられる空気ではありませんでした。

外国ではドッグショーの後、審査員が短評を公開したり出陳者にアドバイスをしたりして
犬種の発展を支えています。

後から知ったのですが
日本のドッグショーでも、犬の短評が記録され入手も出来るとのことで
早速取り寄せてみました。

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そこには当時のジャッジ達によるシュナの評価が記されていました。
興味深かったのは、グッドタイプとかグッドムーブメントとか
勝てたときの短評はたいがい良いことばかりで実は余り参考になりません。

ところがウエスティを専門としているブリードジャッジの短評は違いました。
ベストオブブリード勝者でも、全体評、良いところ、課題、がきちっと書いてありました。
この短評こそが、私の求めていた問いへの答えでした。

チャンピオンだから、あの犬舎だから、良い犬なのではなく
スタンダードに照らして客観的にウエスティを評価出来る人のコメントは何物にも代え難く
この短評はどんな良い色のリボンや盾よりも私にとって宝物となっています。

そしてこの短評こそが、ドッグショーが繁殖と表裏一体で
繁殖者はケンネルブラインドにならないよう犬のクオリティをチェックするために
ドッグショーがあるのだと腑に落ちました。
次世代の繁殖には、交配相手を選ぶ上で、
愛犬と相手の犬の特徴をよく理解しておく必要があるからです。

今春はウエスティのパピーも周りで生まれていて、この秋はショーシーンも賑やかになるかも知れません。
ドッグショーに出るならブリード専門ジャッジを選べ! そして短評で学べ!
これがわたしの拙い経験から申し上げられる、今後のドッグショー参加者へのメッセージです。

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posted by Angie Mom at 21:46| Comment(2) | 学習 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月09日

クラブ活動

三連休中日は犬の所属クラブの新年会でした。
飼い主は以前からお世話になった訓練士さんが役員をしている単犬種クラブに所属しています。
この日はこのクラブの新年会でした。
自宅からは遠かったのですがここ数年行っていなかったのでクラブ活動を体験しに行くことに。

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会場にはワラワラとワンがいますが、他犬種はうちともうひとりだけ。 完全アウェイ。
クラブの会員さんもお互いに面識がないようでなんとなく放牧しているの図。

このクラブは歴史がある単犬種クラブです。
昨年代表が交代し、新代表のご挨拶がありました。

『この会はXX犬種を愛する人達が集まっています。 (この時点でわたしは居心地が悪い)
今日集まった皆さんの犬達もそれぞれ少しづつサイズや形が違います。そういう事に興味を持って
見てみるとよいと思います。クラブでは皆さんの会費で成り立っていますので、
一年に一回ぐらいのペースで、シャンプー、トリミング、ハンドリング、ドッグショー
などの勉強会をして行きたいと思います、、、、。』

聞くと昨今、どこの単犬種クラブも会員数が低迷して存続が難しくなっているそうで
クラブがつぶれたり、全犬種に対応することで会員数を増やそうとするところもあります。
わたしは常々クラブが全犬種対応になってくれればいいのになと思っていました。

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この日はアジリティやフライボールの体験会もありました。
フライボールはおやつで釣ってこの芝の床を圧すとボールが飛び出してそれを咥えます。

模範はこちら

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おやつは欲しいが床は圧せません、、、

最初はお仲間に入れるか不安でしたが
メンバーさんの中には、ドッグショーや自家繁殖をしている方もおいでで
犬種は違えどもスタンダードの変化やハンドリング、ブリーディングの考え方などは
単犬種クラブならではの話題で面白かったです。

色々なアクティビティを試したり、お昼を一緒にいただいたり、犬を遊ばせたりしながら
会も和やかな雰囲気になりました。
最初は躊躇していましたが同じクラブの会員として打ち解けてお話できたのが良かったです。


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おまけ 

親戚の家にあった大輪のシクラメン、立派でした。


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posted by Angie Mom at 18:09| Comment(0) | 学習 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月06日

シニア犬の行動学セミナー

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先日、アンシュナが属しているクラブの連合セミナーにお誘いいただいて行ってきました。
シニア犬のアンチエイジングと手作り食のテーマで
2人の獣医師さんのお話を聞きました。


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実はアンチエイジングという言葉は、自然に逆行するようであまり好きではありません。
しかし老化を遅らせたいという願いはあります。
最近は時間的制約からインターネット上の情報に依存してしまう自分への反省もあり
専門家のセミナーに参加して、とても有益な話がうかがえました。

アンジ、8才8ヶ月。 飼い主的にはまだシニアと思っていませんでした。
お話によると、犬は7才からシニア期で、飼い主は細かなチェックをする必要があるそうです。
定期的健康診断はは年2回(!!)、ホルモン検査も含めておくと良いとか。

日頃から性格、顔つき、睡眠をチェックしていきますが、
飼い主が犬に依存しないことも注意点。
長く愛犬と暮らす飼い主は自ら気をつけなければいけない。

一般的に犬は年をとると、好奇心が低下し、頑固、甘えんぼ、分離不安が進み
我慢が出来なくなる。
特に老化すると脳内のセロトニン分泌が減るので不安になりやすい。

そういえば先月、グルーマーさんが、
トリミング中にアンジが文句を言って我慢ができなかったと言われました。
7月の病気以降、飼い主も何かと甘やかしたのが原因かと思っていましたが、
もしかしたらこれもシニア期の兆候なのかもしれません。

寿命が長くなるということは、シニアの時期も長くなるというですから
老化予防のために飼い主が管理して犬のQOLを維持したいものです。

いくつか紹介されたゲームやトレーニングはどれも納得、
そしてそんなことできるのと、少し驚愕。

ー ノーズトレーニングなどで、嗅覚と視覚を刺激する
ー 頭脳トレーニングで刺激を与える。知育おもちゃもローテーションする
ー おもちゃ持ってきてなどのコマンドで犬に考えさせる
ー バランスボールなどで体幹を鍛える
ー 筋トレ、ヨガポーズに似たもの
ー スワレ、フセなども体力維持に良い

などなど、たくさんヒントをもらいました。

これまでもアンジにはいろいろなゲームを教えているのですが
あらたなトレーニングのアイデアに飼い主もワクワクします。
訓練士さんと連携しながら導入してみようと思います。

犬は、何よりも
犬らしく食べられる、排泄できる、歩ける、そして飼い主とコミュニケーションできる
事が大事だということです。

後半は著名な獣医さんが、手作り食について講演されました。
内容は、犬の体は、栄養素のでこぼこをある一定の期間なら受容できる、
あまり細かく手作り食の管理をしなくてもよい、
というメッセージだったと思います。


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最後に、ご専門の先生方に話を聞けるこのようなセミナーを設営してくれたクラブに感謝。
これでこそメンバーシップフィーを払っている甲斐があるというものです。
オフ会も楽しいけれど、15年続く愛犬との生活をよりよく暮らすために
このような有意義な機会を今後も活用したいと思います。



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2016年09月06日

ウエステイグルーミングセミナーに行く

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先日はグルーミングセミナーに行きました。
スペイン犬舎のグルーマー圏ブリーダーさんのデモンストレーションで
ミニチュアシュナウザー
イングリッシュコッカー
ウエスティ
が取り上げられました。

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こういったセミナーは
実践出来るか出来ないかは別として参考になります。
自分の中で理想型が定まっていくからです。
加えてその理想型に辿り着くには途はひとつでなく
グルーマーさんの数だけアプローチも価値観も違う。
それを感じられるだけで面白い。

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途中大丈夫かなとハラハラしたお顔も
見事なヒマワリが咲きました。流石プロですね。

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毛の長さは二次元世界と思っていたけれど
ボディは三次元的に造るヒントをいただいたのが一番の学びでした。

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ん?

家に帰って目が合う。
この顔を見ながらわたしが何考えてるかこのひとは知る由もありません。




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2016年03月07日

千葉インターの理由 

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1月末シュナはドッグショーに出て来ました。FCI千葉インターです。
インターナショナルドッグショーへ犬を出陳するのは勇気が要りましたが
それには理由がありました。

毎年1月に行われる千葉インターには特別な記憶があります。
それは2年前、千葉インター会場で受けたアンジのブリーダーさんの訃報。

目の前でショーに出ている犬達の出身犬舎の悲報に身体が凍りつき
それ以来、千葉インターは忘れられないドッグショーとなりました。

そして今年の千葉インターにはもうひとつ巡り合わせがありました。
今年のテリアグループの審査員が
昨年観戦したクラフツでウエスティの審査をした方だったのです。

その方は以前から審査評を公開したり、ウエスティに纏わる話をオープンにシェアしてくれる
スコッチテリアとウエスティの専門家で、イギリスのみならず世界のブリード事情に精通されています。

実はドッグショーの審査員はそれぞれ専門のブリードがあって、全犬種の審査資格をもっていても
すべての犬種のエキスパートでは必ずしもありません。

つまるところ今回の千葉インターの審査員はスコッチテリアやウエスティを知り尽くした方に
審査してもらえる機会となったのでした。

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2015年クラフツ

話は変わりますが、欧米のドッグショーを見るにつけ国によってタイプが違うことに気がつきます。
イギリスで見るウエスティ、アメリカで見るウエスティ、ロシアのウエスティ。

トップドッグはどの国でも理想型に収斂していくのでしょうが
犬種スタンダードは所詮、紙に文字で書かれただけのもの。
それを解釈してブリーダーが努力を重ねて作出、実現したとしても
そこに’ゆらぎ’が生まれるのは当然でしょう。

当然日本のウエスティもそれを作ったブリーダーさん達がいて、犬舎の歴史と特徴があります。

わたしは今回シュナを千葉インターに出陳して
血統を作られた故人を偲び
審査員には日本生まれのウエスティを見ていただきたいと思いました。

ショー当日、飼い主は出張だったため、シュナはトレーナーさんとリングを歩きました。
生憎、審査員の評価は聞けませんでしたが

シュナが千葉インターのリングに残してくれたポーマーク(あしあと)で
わたしの想いは遂げられたと思っています。

シュナよ、がんばってくれてありがとう。
日本のウエスティに乾杯!



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